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ヒアリングの極意 〜前編〜

・目的を持って質問をすること。目的のない質問は無意味であり無価値。

・ヒアリングの目的や意図を伝えることで、相手も答えやすくなり、より多くの情報を聞き出しやすくなる。

・ヒアリング全体の目的、個々の質問の目的、をそれぞれ洗練させること。そして相手と目的が共有できている状態をつくること。

・目的があっても、その目的が相手にちゃんと相手に理解されていない場合、期待する答えが得られないことが多い。

・ヒアリングをする前に仮説を考えること。仮説無き質問の丸投げは万死に値する。

✕:これってどうなってるんですか?(仮説なし+質問の丸投げ)

○:これは〜〜だと思うのですが、実際はどうなんですか?(仮説あり)

・ヒアリング前に全体像(項目や所要時間など)を示すことで、相手の心理的負荷を下げることができる。いつまで続くかわからない五月雨の質問はストレスでしかない。

・分析的に聞きだす。

例1:「(顧客)採用がうまくいってないんですよね…」

⇢あてるべき質問:エントリー不足?参加率が低い?内定数が足りない?承諾率が低い?など

例2:「(顧客)エントリーが減っているんですよね…」

⇢あてるべき質問:○%減った?いつと比べて?大学別では?男女では?文理では?など

・相手が使っている言葉や単語をそのままオウム返しで使うと、相手は安心と共感を感じやすい(ミラー効果)。

・言葉の定義があいまいなままにしない。同じ言葉で違うイメージを持ったまま商談を進めると、認識違いなどが起きる。しっかりと目線合わせをすること。

例1:上位校(⇢東大京大のみだったり、MARCH以上だったりする)

例2:送客(⇢面談済学生の紹介だったり、公募集客だったりする)

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